2018年8月4日(土)

これを見て「甘いワインだね」と

 

すぐにわかる方は通だ。

 

でもこの甘い奴が

 

「辛い食べ物に合う」

 

と声を大にしている人はあまりいない。

 

実は辛いものと甘いものは

 

友達なのである。

 

左のドイツワインは上から二番目のクラスで

 

ベーレンアウスレーゼという貴腐ワイン。

 

甘いのだが、甘すぎず不思議なことに

 

ライチの香りがする。

 

右の方は世界3大貴腐ワインの一つ

 

トカイワインで、これも上から2番目の物。

 

40年以上たってもまだ酸味を感じさせ、

 

甘すぎない。といっても普通のワインより

 

断然甘いので、これだけ飲むのは

 

お勧めしないが、今どきの猛暑を吹き飛ばす

 

カレー等の辛い料理と相性が良い。

 

この辺では知名度が低い

 

こんな料理にも合う。

これはケジャンというもので、

 

生のワタリガニに赤い唐辛子味噌で

 

味付けしたもの。

 

本場の半分の辛さにしたが

 

この味噌をちょっと舐めると

 

目の前で花火が上がったくらいの

 

辛さの衝撃を感じるが、

 

後から旨味の波が押し寄せてくる。

 

全く勉強不足だったが

 

お隣の国にこのような

 

美味しい食べ方があったとは

 

恐れ入った。しかし、

 

生のカニには寄生虫がいて、更に

 

このカニは生活排水が入り込む

 

仙台湾の泥の中にいるので

 

大腸菌始め衛生的な処理がないと

 

生食はお勧めできない。

 

我が家では生きているカニを使い、

 

十分に殺菌をしたおかげで、

 

食品検査もクリアできた。

 

これで大手を振ってワイン会でも出せるし

 

通販も試してみるつもりだ。

 

何せこのワタリカニの水揚げが

 

ここ宮城県が日本一になってしまったから。

 

 

 

 

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