秋は一雨ごとに気温が下がり、楽しいはずの週末も気持ちが沈みがちになりますね。
そんな時は気分が高まるビデオやゲームで過ごす方も多いと思います。
またゆっくりお風呂でリラックスするのも良いのですが、
私のお勧めは、レストランの語源になった「スープ」で、
これが心も体も温めてくれ、変な考えはどこかに消えてしまいます。
20年くらい前から「ほっこり」した優しい味のスープが増えてきたようです。
かぼちゃ、栗、さつまいも、とうもろこし、パプリカ等、さらに
根菜類にこれらを組み合わせたものも出てきました。
そして、もっと優しくいい気分にしてくれるのがこれです。
選ばせると絶対に選ばれず、飲んだら誰もが震えるような声で、
「美味しい!」と必ず言うワイン達、デザートワインです。
右端の物は有名なロゼシャンパーニュ「クリュグ」80年代のもので、
熟成によってまろやかになり、カラメルの甘さが口に残ります。
次は1988年のリューセックの辛口ですが、優しい甘さが
喉を潤し、余韻はすっきり。
1971年のリースリングはアルコール度数も弱めで、ふんわり
滑らかな甘みがスープの甘みとマリアージュ。
1955年シャトーディケム、これはデザートワインの王様ですが、
このレベルになると合わない料理を探すのがたいへんなくらい、
何でも美味しく合わせてくれます。
1959年ヴヴレ、これもトップクラスでほとんどの料理に合います。
甘口のデザートワインは秋の夜長を幸せにしてくれます。
たとえ冷たい雨が降っていても。
右上をポチっと押して頂けると幸せになります。