2015年3月3日(火)

 

今日は、美味しいけれども、分かりにくい、ブルゴーニュワインのことです。

「この写真のワインを探せばいいんだね?」と聞かれれば、「そうです」と

答えて、話は終わってしまうのですが、最後まで待てない人は、

ブルゴーニュの当たり年はこれだ!!!

1945、1947、1949、1952,1953,1959,1962,

1964,1966、1969、1971、1976,1978,1983、1985

このヴィンテージ以外に、だれが造ったワインか?というのが大事です。

目利きの番頭がいて、しっかりした造りで、生産量の多いメーカーだと

今も上記のような古い物でも手に入る可能性はあります(安くないけど)。

主な造り手(メーカー)は、ドルーアン(赤白両方)、グロフィエ、

ジャドー(赤白両方)、ブシャール(ポールブシャール、ペールエフィスの両方)、

ルイラトゥール(赤白両方)、他にシャルルヴィエノ(ルロワ、DRCに負けない)、

サヴールクリュブ(どこから買い付けていたか分からず、三ッ星だけに販売)、

一番の目玉は写真右端のジュールベランです(家に結構在庫あります)。

ここは名前を4-5個持っており、コニャックでもよくやる方法ですが、

出荷先に応じて名前を変えています。

参考までに、左から3番目のミュジニーはシャドーヴィンテージの’72ですが、

状態がすこぶる良く「旨い!!!」。今仕入れると¥350000です。

次はドイツ、イタリア、スペイン等。

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2015年3月2日(月)

 

アメリカの点数を付けるので有名な人の言うとおりにワインを買って、

「やはり100点のワインは美味かった」という話をあまり聞きません。

きっと味覚が違うからだと思います。

でも1985年より前の点数は参考になり、なぜかといえば、

他の評論家達からも美味しいと言われていたヴィンテージに

高い点数を付けているからですね。

それでは、ボルドーの当たり年はこれだ!

1945,1947,1949、1953、1955、1959、1961、

1962、1964(右岸)、1966,1969、1970、1971(ソーテルヌ)、

1975(ソーテルヌ)、1978、1982、1983(ソーテルヌ)、1985

(注)私は1985年以前のワイン(消えゆく飲む歴史遺産)を中心に考えているので、

これより後のヴィンテージは書きませんのでご了承ください。

写真のワインは左から (皆飲むべきワインばかりですが)

1987 アンリグトルブ ブリュット (当たり年のシャンパーニュ、今でもまだ若い)

1966 ペトリュス(一生に一度は借金しても飲むこと)

1966 トロタノワ(一生に一度は借金しても飲むこと)

1967 ヴューシャトーセルタン(これは掘り出し物、安く飲めるのは今のうち)

1969 ラフルール(知名度は低いが、これも借金してでも飲むこと)

1971 ヴューシャトーセルタン(これは掘り出し物、安く飲めるのは今のうち)

1971 ドサル(これは掘り出し物、安く飲めるのは今のうち)
明日はブルゴーニュの当たり年です。

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2015年3月1日(日)

 

最近ワインを飲むようになった方には、分からないかもしれませんが、

美味しいワインは、この写真のワイン(のヴィンテージ)を目標に探すといいでしょう。

ヴィンテージ、作り手、運送手段、これらが理想的だと、もう楽しみはすぐそこです。

どの作り手(メーカー)のものが良かったか、そして肝心の鮮度保持の為

どのようにして日本まで運んだか?船便か航空便か?を調べる事。

左から素晴らしい年の代表、ボルドー1982年、ブルゴーニュ1978年

1971年、1964年、1969年、そしてボルドー1953年。

これらの年のワインは今でも若々しくとても美味しく飲めます。

1982年シャトームーランデカリュアド
(あのシャトーラフィットのセカンドワインで、あと20年以上楽しめる)

1978年ヴォーヌロマネ レシャンペルドリ クレールダユ
(手に入りやすい中では一番の年、この作り手の物があれば迷わずすぐ買う事)

1971年シュヴァリエモンラシェ ジャンシャルトロン
(白ワイン好きにはたまらない逸品、DRCよりも貴重です)

1964年モルゴン クリュボジョレ
(皆さん信じてくれませんが、和食に合う最高の赤ワインはこれ、ボジョレです)

1969年リシュブール ジャングロ
(ロマネコンティに勝るとも劣らない、この作り手のリシュブール)

1953年シャトーヴューシャトーセルタン
(死ぬまでに飲みたい1本の一つ、赦しのワイン)

いずれのワインも、実際に飲んでみた私の感想です。

明日は各地区の当たり年を書いてみます。

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