2020年12月17日(木)

牡蠣を2種類のオリーブオイルとレモンの味付けで、

 

マリアージュを楽しんだ後は、

 

フロマージュブランとドライトマトのカナッペ。

フロマージュ(チーズ)の脂分とドライトマトをマリネした

 

オリーブオイルの脂分はワインと同じで温度で風味が変わるので、

 

寒い時期は特に気を付けて温度を上げて適温にしないと

 

冷めたピザと同じで楽しめない。

 

それで会場に合わせてそれぞれの温度調整の結果、

 

チーズが柔らかくとろける具合で、オイルも香りと滑らかさを楽しめた。

一見ただ貝殻に盛り付けたような一品でも、ご評価頂けた

 

魚介類のブールブランソース。

 

ワインでは出せない奥深い旨味を取るために、

 

日本酒であさりのブイヨンを取りソースに仕上げたもの。

 

このソースと30年物のシャンパーニュの相性は抜群で、

 

セオリー通りに同じ色合い‛黄色いソースに黄色いシャンパーニュ’の

 

組み合わせは素晴らしいマリアージュを楽しめた。

 

次のいくら寿司まで持たない勢いでシャンパーニュが進み、

 

キャビアでなくとも、いくらとシャンパーニュのマリアージュは

 

‛素晴らしい!’と確認できた夜でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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#アンリグトルブ ヴィエイユ フィーヌ ド ラマルヌ

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2020年12月14日(月)

今回はいつもより学びの部分が入ったワイン会を目指し、

 

造られて10年以内の物と、

 

30年以上のものを2種類のグラスで試した。

 

飛び入りの熟成8年のゼクトで開始し、次のドラモットで分かったことは、

 

若いシャンパーニュはクープが小さいグラスの方が美味しく、

 

クープの大きいグラスは30年以上熟成したものが美味しい!

 

今回初めてのグラス比較だったのでレギュラーの方も

 

良い学びになったと思う。

 

それと、いつも口うるさく言っているので耳にタコが?の

 

グラスに注ぎ方がとても大事なのである。

 

コルクを開ける時も静かに、そして注ぐときも静かに、

 

絶対泡を立てないように注ぐのが理想的。

 

泡を立てて注ぐと香りも味も‛泡と共に去りぬ’になってしまう。

 

だからくるりと丸めてボトルの口に差し込むだけ! (globalwine.co.jp)の

 

ポワラーを使うと泡を出さずに注げる。一度注ぎ比べてみれば

 

「泡を出して注ぐのが常識」と思っている人は目からウロコ、

 

だと思う。

前々から考えていた’牡蠣とシャンパーニュ’をやっと今回

 

試すことができた。それも2種類のオリーブオイルとレモンで。

 

汽水域で獲れた奥松島の牡蠣はオイルやレモンに全く負けず、

 

味の主張が強いが、シャンパーニュの旨味と寄り添う。

 

全国の牡蠣を食べ歩いているメンバーの方からも

 

ご評価頂けて一安心。

 

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2020年12月4日(金)

今回は勉強会で、会費は通常のワイン会の半分、そして

 

おつまみも軽めにするので開始時間も早めの16時から。

 

ワイン会に参加する前にお試しでという方もいらして、

 

ヴィンテージ赤ワインが初めての方もいらっしゃいました。

 

今回のワインはレギュラーメンバー達も飲んだことのない

 

レア物ばかり。というのはお題のカーミットリンチが、

 

30年以上前に書いた本の影響力でワインが品薄のため。

 

それでもやっと揃ったワイン達は、

 

アルコール度数表示はないが、どれも滓が多く、

 

香りも甘みも渋みもたっぷりで14度はありそうな

 

雰囲気で開始。

 

30年以上経っているのに若々しい香りに惑わされて、

 

皆、ごくんと飲んで顔が真っ赤になってしまった。

 

今まではこの辺からすぐに70年代、60年代と進むが、

 

今回はずっと力強い80年代。軽めのつまみは、

 

鶏ごぼうパイ、ヅケまぐろ寿司(赤身、とろ)、キッシュ、

 

レーズン入りソーダブレッドで

 

準体育会系テイスティングのようだった。

 

滓の多さと味わいの話になり、

 

輸入を始めた20数年前、メンバーの方が行かれたとあるお店と

 

取引があり「滓のあるワインだから」と返品された話で

 

大笑い。知らない方はその滓とは何?それほど悪者なのか?と

 

不思議がるかもしれないが、それは「美味しさが集まったもの」。

 

皆さん、一昔前の日本はこうだったんですよ。

 

滓が多いのが美味しさの証だと知らない人は、

 

令和の世にいないことを願っています。

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