2015年11月17日(火)

ここ20年くらいアメリカの有名な人の点数でワインを選ぶ、

 

いやワインを販売する人が増えている。

 

ただ、元々評価の高かったものを取り上げて点数を

 

付けるという事はとても画期的で、買う側から見ればありがたい。

 

でも、1本¥1000位のものと、

 

実勢価格で¥1000000以上のロマネコンティに同じ点数が

 

ついてしまうと一般消費者は悩んでしまう。

 

これらのワインは全て100点(私的に)だが、

 

大ぴらにはあまり評価されていない為、

 

べらぼうな値段がついていない。

 

これからの季節奮発して美味しいワインを飲もうと言う方はぜひ、

 

このような物を探すと、

 

財布に優しく、幸せが手に入るかもしれない。

 

ちなみに、これらは大事な人(恋人)と

 

一緒に飲んでも大丈夫。なぜかと言えば、

 

ワインが美味しすぎても、大事な人がワインと

 

恋に落ちることはないはずだから。

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2015年10月21日(水)

ワインの味は生鮮ものと同じで、鮮度で決まりまる。

 

つまり、生産者から出来るだけ早く温度変化や

 

振動によるストレスを与えずに輸入することにかかっている。

 

その為には生産地の気候が涼しく(20度以下)

 

輸送の連絡がスムーズに行くようにし、

 

空輸するに限る。冷蔵コンテナで運ぶのをうたい文句にしても、

 

そのコンテナに入れる前後はどうなのか、

 

また毎日船で揺られることがワインにメリットがあるのか?

 

と考えると

 

答えは明白。

 

 

これらのワインは、生産者から直接またはボルドー物は

 

ネゴシアンから直接買い付け

 

空輸されてきた逸品だ。

 

30年以上経っても色あせることなく、

 

「まだ楽しみはこれからだよ」と教えてくれる。

 


製造から5年、長くて10年以内に飲んで楽しめる物も

 

世の中には多いが30年以上熟成し、

 

ぶどう以外の生育環境由来の味わいが出てきた状態、

 

このワインが造られたころの表現で言えば

 

「中年の魅力」というものを感じられ、

 

今から絶頂期を迎えるワインが楽しめる。

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2015年9月20日(日)

この写真のワインは両方ともはずれ年で「ダメ」と言われている。

 

その為通常より安く買えるが、生産量が少なく

 

、見つけるのが大変だ。

 

でも、とっても旨い。なぜかと言えば、

 

この蔵は良いワインを造る為

 

(味のレヴェルを維持する為)、

 

天気の悪い、はずれ年は特にぶどうの収穫量を減らす。

 

普通の蔵ではできないことを平気でやっていた。

 

それができた時代の遺産がこれらのワインだ。

 

右の方は特に珍しく有名な酒店「ニコラ」用で、

 

心が震える出来栄え。

 

もちろん4歳年上の1963年も

 

心地よい夢の世界へ連れて行ってくれた。

 

優れたワインは酔い心地も素晴らしく、

 

目をしっかり開けて飲んでいるのに、

 

別の世界を見せて(魅せて)くれる。

 

3本で¥1000のワインを250回飲んでも、

 

この味に敵わない。

 

こういう出来の良いワインは少ないので見つけたら

 

すぐ買うことだ。

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