ロマネコンティを飲むと考えただけで緊張してしまいますね。
ましてや貴方がソムリエで、お客様にサービスする担当だったらなおのこと、
前の晩から眠れませんね。特別に手当てが出るわけでもなく、
少しでも飲ませてもらえるのならば我慢できるものの、
写真のような格安のネゴシアン物でもクロパラントゥーくらいするので、
美味しく飲んでもらって当たり前では気が引けてしまいます。
でも、邪魔なくらいの「諭吉」に囲まれ、毎日「諭吉で焼き芋」をしている方なら
なにも心配はありません。
金にものを言わせて、協会に腕利きのソムリエを頼めばよいのですから。
ただ、必死に働いてやっと手に入れた「ロマネコンティ」なら心持が違いますね。
一口飲んで、あまりの美味しさに気絶するくらいでないといけません。
何度も書いていることですが、そんな貴方に美味しく飲むヒントを。
出来れば3週間立てて保存、2日前抜栓、グラスは最低でもリーデル、
出来ればロブマイヤー ブルゴーニュグラスを用意。
ワインを18-20度に暖め、僅か20cc注いで、
ゆっくり香りを確かめながらテイスティング。
「これで美味しく飲みながら天国へ行けます」。
年末に試したい方は、ユーロが安い今が仕込み時です。
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