2014年8月17日(日)

ロマネコンティを紙コップで飲むのはウサインボルトに準備運動をさせず、スリッパで走らせるようなもの

 

 

昨日のブログの続きで、題に「準備運動」が加わりました。

「ウサインボルトに準備運動をさせずにスリッパで走らせる」 これ考えられますか?

このありえない事でもワインの世界では良くありますね。

たとえば、写真のようなロマネコンティを開けてすぐ飲んでしまうこと。

これも全く準備運動をさせてもらえていないのに等しく、少なくとも前日には抜栓して

優しく酸化を促さなくてはかわいそうです。

ひどいときは、セラーから出して10度前後で

ボトルの外側に汗がかいた(冷たい状態)ままで飲まされてしまいます。

そして極めつけのあのセリフが登場します。

「本当はこのワインは明日が飲み頃なんだよねー」

きっとこのセリフは巷のお店でよく聞かれるのではないでしょうか。

「だったらなんで昨日のうちに抜栓しておかなかったの?」

多分皆さんがとても優しいのでこのような突っ込みを入れないからかもしれませんが。

日本全国あるいは世界中で

「古いヴィンテージワインは開けたらすぐ飲め!悪くなるから」

と言われているからかもしれません。

この1964年ロマネコンティは珍しいネゴシアン物で偽物のようですが本物です。

これを飲めることのできる人でもほとんどグラスに注意をはらいませんね。

グラスの材質(レベル)が低いとワインの持ち味が表現しきれません。

紙コップで飲むような残念なことになります。

ロマネコンティを飲む時には、

写真の「ロブマイヤーブルゴーニュグラス」で飲みましょう!

右上のボタンをポチット押して頂けると幸せになれます。

クリアスペース
2014年8月16日(土)

 

ロマネコンティを紙コップで飲むのはウサインボルトにスリッパで走らせるようなもの。

ワインを飲む時、グラスの重要性は知っていても、

どれがいいか分からずもったいない事になっていませんか?

写真左側のブルゴーニュワインは、下の写真左側のブルゴーニュグラスで飲まないと

大事なピノノワールの香リが半分も感じられず、

味わいのまろやかさも酸味に負けてしまい

甘くうっとりさせる余韻が途切れてしまいます。

写真右のボルドーワインは下写真右のボルドーグラスで飲むと、

複数のぶどうが混じり合った香りや「井戸の中を覗き込んだ時の奥行」を

感じられます。

あなたも仕事の時、家にいる時、友達といる時、それぞれの環境で変わるように

ワインも環境(グラス)が変わっただけで味わいには驚くほどの違いが出ます。

ぜひお試しください。

右上のボタンをポチット押して頂けると幸せになれます。

クリアスペース
2014年8月14日(木)

 

ヴィンテージワインを美味しく飲む為には、

前の日にコルクを抜いて置くのが大事ですが、

上の写真くらい液面が高ければいいのですが、

我慢できずに下の写真のように半分以上飲んで液面が低くなり

空気がたくさん入ってしまったら、

写真左の窒素ガススプレー「プライベートプリザーブ」を使って

ボトル内の空気を追い出しておくと次の日も美味しく飲めます。

これをしておかないと、酸化が進み折角の前日抜栓が無駄になってしまいます。

バキュバンというボトル内の空気を抜き取るポンプのようなものがありますが、

空気と一緒に大事な香りまでボトルの外に出してしまうので、

ガチガチで味の濃い若いワインなら変化は少ないと思いますが、

古いヴィンテージワインにはお勧めできません。お忘れなく!

プライベートプリザーブ
http://www.globalwine.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=50938

バキュバン
http://www.globalwine.co.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=02301

右上のボタンをポチット押して頂けると幸せになれます。

クリアスペース

PAGE TOP