ひらめの刺身をまぐろの刺身と同じ厚さに切っていませんか?
写真の盛り合わせはひらめの縁側とまぐろ赤身です。
素材の違いで食感、味わいが違うので、切り方を変えています。
一番大事なのは、ちゃんと食べられる(かみ切れる)ことです。
ひらめをまぐろと同じ厚さに切ったら、硬くて歯が立たずかみ切れません。
もちろん美味しさを感じられず、「何これ~」となってしまいます。
逆にまぐろをうすく切ると、簡単に食べられますが、味があまりせず
3切れくらい一緒に口に入れないと美味しさを感じられません。
ワインも同じで、いくら良いグラスを準備しても半分以上注いでしまっては
ひらめを厚く切ったものと同じことになります。
「ワインをグラスにどのくらい注ぐのが最適か」を学ぶほうが
ぶどう畑の気候等、ビンに詰められる前の事より大事だと思うのですが
いかがでしょうか?
写真のように約20cc位注ぐと、桃やあんずの香りが広がり
まったりとした甘さが口いっぱいに広がります。
余韻は1分くらいは続くと思います。
このような銘酒は 飲む人がウサインボルトくらい体が大きくても
味わう一回の量はスプーン一杯で十分です(約10ccでノックアウト)。
必ず 魅了され うっとりします。
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