2014年8月19日(火)

ひらめの刺身をまぐろの刺身と同じ厚さに切っていませんか?

 

 

写真の盛り合わせはひらめの縁側とまぐろ赤身です。

素材の違いで食感、味わいが違うので、切り方を変えています。

一番大事なのは、ちゃんと食べられる(かみ切れる)ことです。

ひらめをまぐろと同じ厚さに切ったら、硬くて歯が立たずかみ切れません。

もちろん美味しさを感じられず、「何これ~」となってしまいます。

逆にまぐろをうすく切ると、簡単に食べられますが、味があまりせず

3切れくらい一緒に口に入れないと美味しさを感じられません。

ワインも同じで、いくら良いグラスを準備しても半分以上注いでしまっては

ひらめを厚く切ったものと同じことになります。

「ワインをグラスにどのくらい注ぐのが最適か」を学ぶほうが

ぶどう畑の気候等、ビンに詰められる前の事より大事だと思うのですが

いかがでしょうか?

 

 

写真のように約20cc位注ぐと、桃やあんずの香りが広がり

まったりとした甘さが口いっぱいに広がります。

余韻は1分くらいは続くと思います。

このような銘酒は 飲む人がウサインボルトくらい体が大きくても

味わう一回の量はスプーン一杯で十分です(約10ccでノックアウト)。

必ず 魅了され うっとりします。

 

 

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