2014年8月26日(火)

 

気温が下がって、ロゼワインの出番がやってきました。

30℃以上だと暑すぎて誰も欲しなくなり、

うなぎも赤ワインも売れなくなってしまいます。

この南フランスのロゼは今日の仙台の気温23℃に最適です。

若い友人の為に仕入れた1987年物で、

輸送中にとなりのビンが割れてラベルが汚れましたが、

素敵な色合いが怪しく誘います。

キリット冷やすと軽いのど越しで、いくらでも飲めてしまいます。

調子に乗っていると本当の味が分からないうちに

終わってしまうのでゆっくり楽しみます。

すると、さっきまで感じなかった余韻が、

飲みこんでから30秒ぐらいすると

「スーッ」とプラムの香りの奥から現れ,

鴨のローストの美味しい舌の上の楽しみを

さざ波のように洗い流してくれます。

今夜も幸せな眠りにつけそうです。

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2014年8月24日(日)

 

「100人入れるお風呂に一人でゆったり入っている感じで心地よい」

「ああ一晩じゅう飲んでいたい」

そんな参加者の思いもむなしく、

10名であっというまに12本分のシャンパーニュがなくなってしまいました。

のど越しのさわやかさ、なめらかさ。

これがきっと「人生最後に飲むべきシャンパーニュ」と一同大満足。

100歳まで皆が現役ワインドリンカーでいる事を決意させてくれました。

 

 

1971 ブランケットドリムー ブランドブラン

とてもとても珍しいワインで普通は40年以上寝かせることなどせず、

もっと早飲みするはずです。

ドサージュゼロですが、カラメル風味と丸くなった酸がシェリーのアモンティヤードを

思わせる味わいで全ての料理と仲良くなれました。

 

 

このNVモエがダークホース。甘いモカフレーバにうっとりしました。

 

 

アミューズは豚のリエット

今シーズン最後の「ばふんうに」、ぼたんえびのタルタル、ずわいかに、サーモンマリネ

 

 

エッグべネディクト

 

 

ほたてのポワレヴァンブランソース

このソースとのマリアージュで全てのシャンパーニュのすごさがわかり始め、

 

 

アランティエノであまりの旨さにグラスの中をもう一度覗き込み

 

 

このドヴノージュでダウン寸前。

「ねえ、これいくらなの?」と何度も聞かれる始末。

 

 

そしてメインの「豚のロースト」

あまりの美味しさにこの後の写真を撮り忘れてしまいました。

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2014年8月22日(金)

 

右が普通サイズ、このくらいコルクが大きいと指で開けるのは至難の業です。

そんな時これがあれば安心ですね。

大きいボトルのシャンパーニュを開ける時の専用のコルク抜きです。

普通のペンチやプライヤーでもできますが、

ワインの保存状態が悪く乾燥しすぎると

な なんと、コルクが「ちぎれる」ことがあるんです。

さらに、冷え方が足りないと「あああああ!」と言う間にコルクが持ち上がり、

大噴火になります。

そんなもったいないことにならないように、まず12時間以上じっくり冷やし、

そ~っとコルクをはさみ回します。

あれ「ぼくはソムリエだったっけ?」と錯覚するほど簡単に

そして恰好よくコルクが抜けます。

錯覚してみたい方はぜひ連絡ください。

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