2014年9月27日(土)

 

世の「栗好き」の方々すみません。

私、残念ながら栗を美味しいと思ったことが今までなかったんです。

栗ご飯、栗の甘露煮等を友人宅で出されてもいつも困っていました。

きっと、前世で何かの因縁があって、

「お前は食べなくていい」とご先祖様が決めたと思ってたんです。

でも昨年のワイン会で、いつもの「ジャマン」さんに相談したところ、

この「和栗のタルト」を勧められ、皆が帰った後に恐る恐たべたら、

「え~うそー」と言いつつ完食!

今までのは何だったんだ、嘘だったんだ、というくらいの驚きの味。

そしてそれに合わせたのが、

20年前にパリで購入した1943年のアルマニャック(ブランデー)でした。

約70年の熟成から来る味わいに圧倒されながらも、

この「和栗のタルト」の美味しさをぐいぐい引き出して、

舌の上で「美味の展開」をしてくれました。

ちょっと甘くて固い、芋みたいだけど美味しくない「栗」が、

「食後にはこのブランデーと共にぜひ食べたい」に変わって

しまったんです。

でもこれが最後の1本と思っていたのですが、

 

 

家のセラーに別のメーカーのブランデーが隠れるように(うそ)、

眠っていました。

信じられないんですが、写真左端の物は1922年製で、

フラッシュを当てているのにあまりの濃さで、中が見えません。

 

 

うううう、今年中にもう一度「和栗のタルト」と合わせたい。

参加者を密かに募集している店主でした。(予定は11月下旬か?)

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2014年9月26日(金)

 

今が旬の「さんまの刺身」を肝醤油で食べます。

一度冷凍して、寄生虫対策(虫殺し)をした、身と肝、それに

隠し味のための「バルサミコ12年」を用意します。

昔イタリアで貴族だけが使っていた、珍しい「お酢」です。

偶然このサイトで売っていました。http://www.uogin.com/shop1.php?n=17

 

 

さんまの肝を叩いて、バルサミコ数滴と共に醤油に混ぜ込み、

「肝醤油」を作ります。

そして皮を取って薄切りにした「さんま」をこの肝醤油で食べます。

たったこれだけで、「旬の口福」を味わえます。

さらに幸せになるには、こんなワインを合わせると良いでしょう。

 

 

左から

1982年シャトーモカイユ1.5L
皆でワイワイ飲むのに最高のボルドー、とてもしなやかで飲みやすい!

1996年ヴィノノビレディモンテプルチアーノ
「ワインはイタリアさ!」と思っているあなたにぴったり!

1996年シャトールヴァロン
さんまの味も生かし、ワインも美味しく飲める

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2014年9月25日(木)

トマト、バジル、オリーブオイルは世界で消費される頻度の多い食材の

ベスト3なのをご存知でしたか?

イタリア料理には他にもバターやクリームを使ったフランス料理の原型

になった物など、お菓子を含め美味しいものがたくさんありますね。

この夜は、北イタリアのピエモンテ地方で修業したシェフの

料理は前菜がサラダで始まり

 

 

二つ星シェフとの合作「パルミジャーノのブリュレ」

塩味のプリンの中に角切りのパンチェッタがたっぷり、

上がぱりぱりのカラメルで、甘みと塩味の共演

 

 

バジルのニョッキ

 

 

そして見た目ではわかりませんが、食べすすむとパスタよりも、

具のわたりかにの方が多い「わたりかにのパスタ」

 

 

そして「白トリュフのリゾット」

 

 

となればやはりこれの出番です。

ピエモンテ地方の銘酒1996年バルべラダルバ

 

 

1996年を皮切りに、酸味を抑えて樽の香りで飲ませるワインが

増えてきましたが、このワインはその対局にあり

とても穏やかな酸味が、食欲を増進させます。

食べた料理の後味をすっきりさせ、また食べたくなるように

うまくまとめてくれるんです。

この最高のマリアージュのワインがあれば、

イタリアンを美味しく食べ終えることができます。(満足、満足)

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