このグラスを試して頂く時は、
別のグラスにも同じワインを注いで、
香を嗅いでもらうと、あまりの違いに皆さん驚きます。
飲まなくともグラスを顔に近づけただけで、勝負あり!の
感じです。
特にこの丸い形のグラスは響きの良いコンサートホールのように、
ワインの香りがグラスの中で響き渡り、
香りの花が満開に咲きます。
他のグラスで古臭く感じるワインでも
「魅惑的な良い香り」に変わります。
グラスを顔に近づけただけで「あれ、おかしいな?」と
皆香りだけで驚き、次に一口飲んで納得します。
味と香りだけでなく口当たりがデリケートで、
「唇にくっつくようだ」または
「バリアフリーで温度差を感じさせないで飲める」と
おっしゃいます。そして私だけかもしれませんが、
悪酔いしません。
この丸いグラスはピノノワールの魅力を存分に引き出し、
70年代のリシュブールは目の前で「バラが咲いた」
と思わせる素晴らしい香りがします。
次のボルドーグラスもビロードの上のような滑らかさで
ワインが喉を滑り落ちます。
そしてボルドーワインだけでなく本領発揮するのが
30年以上前のシャンパーニュです。
泡の喉越しがシャンパーニュの美味しさと
捉えて居る方が多いが、それは最近のことで、
シャンパーニュを他のフルートグラスに注ぐと
一瞬の泡立ちと共に香りが消えます。
このグラスで飲むときもシャンパーニュは
できるだけ泡をたてないように注ぐと、
味も香りも楽しめます。
そういうわけで、
高いワインをもう一本買うのであれば、
このグラスをお勧めします。
なにせ、水の味も変わるんですから...
#ロブマイヤーグラス
#ワイングラス