カレーに合うワインなんてないんじゃないの?
とよく聞くが本当だろうか?
それで特別のマリアージュをお披露目することになった。
いつものようにつまみ無で一通り飲んでみる。
初めのシャンパーニュは色と熟成香で
20年以上熟成しているのがわかる。
次のサントクロワデユモンは甘口の中では酸味が多く、
飲みやすい部類だが、
セミスイートのシャンパーニュの後ではとても甘い。
そして順番と温度を間違えた
3本目はとても円やかで辛口の41歳。
これを最初に飲んだ方が良かったと
思わせるほど辛口。
とりあえず3種類のカレーと合わせてみる。
初めは辛すぎないガーリックシュリンプのカレー。
次は桃とバナナをコンポートのベジフルカレー。
最後はカツカレー。
何れも好評でどの組み合わせも楽しめたようだ。
そして用意したチーズケーキは3種類。
普通のクリームチーズ、マスカルポーネ、
そしてティラミス。
どのケーキにも違和感なく甲乙つけ難かったが、
世間では一番評価が低いはずの
’94サントクロワデユモンに軍配が上がった。
結論は「甘い味と辛い味は親和性があり、
友達同士と言うこと」。
これを応用すれば、
四川料理等辛い料理とも楽しいマリアージュを楽しめそうだ。
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