こんな事を言う人は絶対いませんが、もし奇特な方でお金の使い道に困っている
ようならば、私が手伝ってあげるという事で選んでみました。
まず5位は1955年シャトーディケム。
朝起き掛け、お昼前11時ころ、毎食後いつでも美味しい。
でもいくら美味しくとも量は飲めず、
こってりし過ぎで1週間は続かないので涙を飲んで5位。
4位は1985年シャンベルタン クロ ドベーズ。
黒縁メガネのお笑いの人のように「旨い!」と叫ぶほど本当に旨い。
その辺の若い下手なシャンベルタンよりずうっと上です。
でも朝からは飲めず、日が陰ってから、素敵な女性と一緒に飲みたいものです。
毎日一緒に飲んでくれる人がいないので4位。
3位は1964年シャンベルタン。
この何も付いていない「シャンベルタン」がすごいんです。
かのナポレオンが戦地まで持って行ったワインとしても知られ、また
男性的と言われる魅力的な力強さが持ち味です。この味なら
一人で飲んでもOK.でも朝から一人は寂しい。
2位は1972年ミュジニー。
シャンベルタンと同じ「ピノノワール」から造られたワイン。
でも育った環境が違うため、驚くほど軽やかでチャーミング。
朝からも飲めますが、なんとなく色の付いた酒は午後からの雰囲気。
この魅惑的なワインは「目を開けたまま夢を見せてくれます」。
とても酔い心地も良く、飲むのに専念できて仕事になりません。
1位はNV モエ エ シャンドン。
ラベルから推定すると、’71~73年ごろ製造されたようで、
ぶどう樹齢も現在とは違い、更に収穫量も少なく凝縮した原料を
ふんだんに使えた「良き時代の雰囲気」があります。
円やかなコーヒー(モカ)やショコラの甘い香りに魅了され、
朝から飲みながら仕事が進みそう。とても危険なワインです。
休みが続く「お正月」に超お勧めです。
偶然このサイトで売っているようです。http://www.uogin.com/shop1.php?n=79