2014年10月4日(土)

デフレになって物の値段が下がり、それに連動して、

商品のレベルが下がってきています。

コンビニやスーパーの総菜など、女将の留守の時はお世話になるのですが、

見た目は変わらずとも「美味しくなくなっている」んです。(がっかり)
お分かりだと思いますが、デフレになると、高い物から安い物まで

スライドして全体的に値段が下がります。

という事は「今まで高くて買えなかったものに手が届く」可能性が

高いという事ですね。

家でも今まで仕入れられなかった物が、店先を賑わすようになりました。

 

 

眩しすぎる仙台の御馳走「幸神メヌケ」5k

 

 

突然ベストテン入りした「のどぐろ(赤むつ)」1.5k

 

 

接待用で割烹に卸していた「真こち」1.3k

 

 

たけのこメバル(地元ではべっこうそい)1.2k

 

 

こんな、1980年代のクリュグロゼ(空輸)でも5万円くらいで買えてしまいます。

誰でも今までの物が安くなれば、安いほうに目が行き、

上の高い物(今までと同じ価格で品質がより高い物)を気に留めません。

得意先の何件かは、仕入れ値を据え置き、品質を上げて、

この不況下に集客に成功しているところがあります。

自腹なら、懐に優しい値段で、美味しく食べたいものですよね。

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2014年10月3日(金)

奥さんが留守で、スーパーのおかずでもワインが楽しめます。

ポイントはファッションと同じで「色で合わせる事」。

たとえば「いかフライ」にはスッキリの白

 

 

かつ丼には、渋みが円やかになった今年18歳のボルドー

 

 

同じボルドーでも餃子とのマリアージュはたれとの酸味を考えて

 

 

デザートは奥さんのお気に入りを「イタダキ!」

 

 

今夜も幸せです。

近いうちに、家のみカフェでもオープンしようかな?

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2014年10月2日(木)

 

甘党なのに「酒飲みの顔」だった父のお蔭で、

我が家にはいつも貰い物の「お酒」がありました。

酒と言えば日本酒に決まっていた時代でしたが、

ウィスキーも認知され始め、ブラックニッカやサントリーオールドに

指定席を譲り始めていました。

中学生の時から恐る恐る味見を始めたものの、まだウィスキーの旨さが分からず、

どこからか見つけ出した「赤玉ポートワイン」でしたが「甘すぎる」

と生意気なことを言っていました。

そんな時、お歳暮の「ドイツワイン」が床の間にひっそり座っていました。

それは缶入りの白かびチーズ(デンマーク産カマンベール)と一緒でした。

「ウィスキーをストレート」でかっこよく飲む自分のはずが、

このほんのり甘いドイツワインと白かびチーズにやられてしまいました。

早速悪友を呼び寄せ、部屋で酒盛りを始めたのはいうまでもありません。

偶然にも、チーズとワインのマリアージュが良かったんですね。
サントリーの山田健さんがとても興味深いことを仰っています。

 

引用すると

ワイン通が、赤ワインや辛口白ワインの方を珍重したがるのも、故のないことではない。だれもが無条件においしく感じる味よりも、訓練を経た特別な人間だけにしか分からない味のほうが、なんとなく高尚に感じられてしまうのは、人情というものだろうからだ。

 

あれから40年くらい経ちましたが、今は無理をせず背伸びせず、

美味しいワインは手放しで「旨い」!と言えるようになりました。

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