2014年10月11日(土)

めっきり秋らしくなって、夏の疲れが出ていませんか?

そんな時は美味しい物を思う存分食べるのがいいですね。

今日は「天然鮎」と同じような「きゅうり」の香りがして、

夏の余韻を感じさせる物です。

 

 

それがこれ「日本一の赤貝」です。

千葉県や日本海側の物に比べ、仙台で取れる赤貝は

味、香り、余韻の長さ、どれをとっても最高です。

 

 

中を開けてみるとこんな感じ。(期待通りかな?)

これは特大サイズで、1個でお寿司2個分です。

そして、ひもと貝柱を「きゅうり」と一緒に海苔巻にすると大変なことになります。

財布が許すならば「いつまでも食べ続けていたい」状態になり、

わんこそばならぬ「わんこ寿司」突入間違いなしです。

5-6年前、鮨屋さんのカウンターに座り、お酒(ワイン)のお蔭もあり、

「わんこ寿司」になった経験があり、40個くらい食べたところで、

「親方、そんなに食べてないよね?」などとトボケタことを平気で言っていました。

この赤い食べ物は日本一危険かも知れません。

 

 

そんな時合わせるワイン達は

左から
1974年 シャサーニュモンラシェ ラモネ
熟成40年で円やかさが出て、赤貝だけでなく寿司飯の味わいも
美味しく感じさせてくれます。

1969年 シャトーラフルール
これはお誕生日にでも飲んでください。
食べ物はなんでも合います。(味も値段も最高)

1978年 ニュイサンジョルジュ レプレット
お寿司に合わせるために造られたような
うっとりする甘い香りと味わい。

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2014年10月10日(金)

 

いつも読んで頂いてありがとうございます。

毎日、古いワインと肴(魚)を美味しく楽しむヒントを書いています。

今日は、テニスの錦織君が「本当は鮎(あゆ)が食べたかった」という部分が、

ニュースではカットされ、のどぐろ(赤むつ)だけが話題になってしまいましたが、

この鮎とワインのお話です。

写真の物は、今朝入荷の天然鮎で、りっぱな卵は「うるか」にすることにしました。

うるかは塩辛の事で(塩分20%以上の保存食でしょっぱい)、

通常は少しずつ舐めながら熱燗に合わせます。

でもそれでは当たり前すぎるので、ワインと楽しむ組み合わせを紹介します。

いつも鮎は塩味のスモークにするのですが(天然物はスモークの香りに負けません)

今日はワインと合わせる2種類の味付けにしました。

白ワインを数種類ブレンドして、それに塩5%と糖分を少々入れ

「針打ち」した鮎を漬け込み(2日間)、そして焼きます。

もう一つは、日本酒と甘麹に塩5%の味付けで、

同じように2日間漬け込んでから焼きます。

鮎がとても力強く仕上がるので、赤ワインでもいいのですが、

今日は、しなやかで熟成の効いた、きっと誰も選ばない白ワインにしました。

 

 

左から

1999年 トゥーレーヌ
酸味が穏やかなで飲み易く、「ぐっと」飲めてしまいます。
とても危険なオーガニックワインです。

1988年 Rドリューセック
とっても甘い香りとスッキリ目の覚めるようなさわやかな酸味が特徴です。
これがあれば、丸ごと鮎を2-3匹食べられそうです。

1966年 コトーデュレイヨン
甘口とフランス語で書かれていますが、48年経ってもすっきりさせる
「酸味」は健在です。美味しく人生を振り返りながら鮎を食べるのもいいですね。

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2014年10月9日(木)

 

今日来店のお客様に「古いワインの味ってどんな風?」と聞かれ、

「味が濃くなって、美味しい味が沢山します」

そして「飲まなくとも、グラスからの良い香りでうっとりしますよ」と答えました。

そんな信じられない美味しいワインの代表が、これ

1987年シャトームートンロートシルト

オリジナルのケースで購入すると、写真のような柔らかい紙に包まれてきます。

実はこのワインは狙い目です。

なぜかと言えば「外れ年のワイン」と言われているからです。

このワインを含め、5大シャトーなど色々飲んできましたが、

有名どころ、特に1990年以前の物で「不味いワイン」に当たったことがありません。

「グランヴァンに外れなし」です。

ただし、空輸でラベル汚れなく、液面の低くない物を選んでくださいね。

在庫はあと2本になりました。

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