2015年4月6日(月)

 

1977年のエリザベス2世の戴冠25周年記念のシャンパーニュです。

1952年の即位の時から、この戴冠式は既に準備されていたようです。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/1959535.stm
王室ご用達のシャンパーニュメーカーは8社あるらしく、これ以外にも

モエエシャンドンの記念ボトル(1973年製)を見たことがあります。

何れも1970年代前半の物でしょうから、見つけたら即「買い」ですね。

4月11日のワイン会では、これに合わせて「コロネーションサラダ」ではなく、

同じ鶏を使った四川風鶏のピリ辛料理(辛い味は邪道かもしれませんが)を

準備しています。これは、甘い、辛い、酸っぱい、そして旨味を兼ね備えたもので、とても良く合うと思います。

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2015年3月28日(土)

 

ノーベル賞のパーティーでは、300本のシャンパーニュが1100人のゲストに

出されます。今までどんな銘柄の物が出されたのかとても興味が湧きますね。

熟成が進み今が飲み頃で、でも消えつつある1985年以前の掘り出し物があれば

すぐにでも手に入れたくなります。

この本は10年前に書かれたものですが、ノーベル賞初年度1901年~2003年までの

銘柄が網羅され、著者がどうしてシャンパーニュに魅せられたのか、

また主なメーカーの種類別評価など、マニアでなくとも知りたい事が書かれています。

今まで一番出された回数の多いのは、モエエシャンドン15回、次にポメリー14回そして

皆の記憶から消えてた(かもしれない?)シャルルエイドシックなどページをめくるたびに

宝箱を覗き込むような興奮に包まれます。

もちろんこの中に来月のワイン会で飲まれる物は全て乗っており、今からとても楽しみで、

合わせる料理の打合せをしながらワクワクしています。
明日は日曜日、シャンパーニュブレクファーストでも決め込んで朝から飲もうかな。

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2015年3月23日(月)

 

ワインのクレームで一番多いのは「ラベルの汚損」です。

肝心の中身を飲む前に、文句をつけているわけです。

このシャンパーニュのように、ラベルが破損していると、中身がいくら大丈夫でも

処分品扱い(もちろん日本国内だけ)です。40年間、それも無傷でいることなど

人間でも難しいでしょう。誤って手が滑ったり、指先で引っ掻いたり、隣のワイン

に剥がれたラベルがくっついてはがれたり、色々なことが長いワインの人生でも起ります。

現在よりも生産基準が厳しい(生産量が少ない)環境で造られた優れ物の実力を

感じさせるワインです。

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