今回は人数が増えたので珍しいものを1本追加しました。
高くて有名なものほど手に入れやすく、
右から2番目のようなものは見つけづらく、
ラベルこそ草臥れていても液面の高さ、
色合い含めたコンデイションの良いものは稀。
その珍しいものは他のものよりも格下でも、
味は繊細なシャンボルミュジニの様で、
この選択でよかったようだ。
次の’85ヴォルネは蔵出しで鮮度抜群、
いつものように前日抜栓、
6時間前のダブルデカンタージュでも
まだ起きてくれなかった。
この2番目で「美味い!」の声が聞ける予定が、
残念だったが’76から本番開始。
いつもの我が家のワイン会の味わいが出て、
一同このあたりから和み始め、
’72ポマールエプノの美味しさで顔を見合わせる。
もう1本の’72ヴォルネは力強く、
素晴らしい表現力で一番人気だった。
トリの’66は味わいは良いが、
マデイラ香が出て皆これが気になって、
肝心の味わいに気が回らなかったようだ。
そしてオードブルを食べながらのマリアージュ。
左上から 人参ローストほたてリエットのせ、あさりキャベツ、ツナリエット
ごぼうとまぐろハム胡麻和え、トマトマリネ、いちご牛たん
今回はいちご牛たんのソースをロゼワインで仕上げてみたところ、
「美味しい!」と評価を頂きました。
また人参はオーブンで1時間丸焼きにしたので、
驚くほど甘みが出て、
あさりキャベツの甘みと重なり、
どのワインとも楽しめたようです。
寿司は左から インドまぐろヅケ、かんぱち、甘えび、あいなめ、かつおヅケ
日本に住んでいるとジビエよりも
鉄分の多いまぐろやかつおに馴染みがあり、
こちらの方が楽しめる人も多いはず。
メインの鴨のローストフランボワーズソース、ポテトピュレ
鴨を一晩ワインとフランボワーズにマリネしているので、
とても好評で寿司とのマリアージュよりも
正統派?と感じられたかもしれません。
次回はシャンパーニュのド カステラーヌ尽くしを
5月に予定しています。