この頃フォローしている方のブログが、
私の意見と真逆なことが書いてあり、
驚いてしまった。それは、寿司にワインは合わない、
ピノノワールもカベルネもシャルドネもダメだというものだ。
合わないとういうのは、どのようなワインを
どのようなグラスで飲んだのか? その情報もないので勝手な推測だが
造られて5年以内のアルコール度数13度以上の物を、ボルドーグラスで
冷やし気味に飲んで、飲み終わってから寿司を食べたのではないか?
食べてから飲む、これが基本だがプロでも飲む順番が違う人が多い。
私なら、造られてから20年以上、出来ればこの’78年のような物をブルゴーニュグラスに
指2本分位注ぎ、寿司を食べてからゆっくりワインを飲む。
これで合わないと感じるのであれば、「〇〇〇〇だ」。
合わないはずがない、絶対に。その筆者はシャンパーニュやリースリング、
ヴィオニエを勧めているが(ダメではないが)ただ無難なだけで、
心が震えるようなペアリングはないだろう。
白で何か1種類と言われれば、辛口から甘口まで造る懐の深いシュナンブランの
「トゥーレーヌ」がお勧め。
赤は、30年以上経ったボルドー、ブルゴーニュ、それも
クリュボジョレが財布にも優しくてお勧めだ。いずれのワインも前日に抜栓し、
赤は最低20度で、然るべきグラスをきちんと選び、指2本分注いで
味わうのは常識だと思うがいかがだろうか?
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