2015年1月6日(火)

 

今年最初のワイン会は1966年シャトーペトリュスを開けます。

 

平成27年2月6日18時30分から
場所 んビストロ 仙台市青葉区中央3-10-3
TEL022-211-1881 会費¥50000

予定ワイン
1966年 シャトーペトリュス
1966年 シャトートロタノワ
1969年 シャトーラフルール
1971年 シャトーヴューシャトーセルタン
1971年 シャトードサル
1967年 シャトーヴューシャトーセルタン(補欠)

予定料理
季節のオードブル(アワビ、かき、ほたて等サラダ仕立て)、ぼたんえびのブラマンジェ
天然寒ブリのロティ、アニョーロティ、フロマージュ

使用グラス
ロブマイヤー バレリーナタイプⅢ

 

 

同じ年、同じ生産者の1966年シャトートロタノワ。

ペトリュスと並び評されるポムロールの雄、1969年シャトーラフルール

ペトリュスに引けを取らない1971年シャトーヴューシャトセルタン

「偉大な繊細さを持ち合わせている」と言われながら評価の低い

1971年シャトードサル

とても楽しみです。

残席あと2名です。

参加希望の方はこちらまでメールをお送りください。info@uogin.com

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2014年12月30日(火)

 

こんな事を言う人は絶対いませんが、もし奇特な方でお金の使い道に困っている

ようならば、私が手伝ってあげるという事で選んでみました。

まず5位は1955年シャトーディケム。

朝起き掛け、お昼前11時ころ、毎食後いつでも美味しい。

でもいくら美味しくとも量は飲めず、

こってりし過ぎで1週間は続かないので涙を飲んで5位。

4位は1985年シャンベルタン クロ ドベーズ。

黒縁メガネのお笑いの人のように「旨い!」と叫ぶほど本当に旨い。

その辺の若い下手なシャンベルタンよりずうっと上です。

でも朝からは飲めず、日が陰ってから、素敵な女性と一緒に飲みたいものです。

毎日一緒に飲んでくれる人がいないので4位。

3位は1964年シャンベルタン。

この何も付いていない「シャンベルタン」がすごいんです。

かのナポレオンが戦地まで持って行ったワインとしても知られ、また

男性的と言われる魅力的な力強さが持ち味です。この味なら

一人で飲んでもOK.でも朝から一人は寂しい。

2位は1972年ミュジニー。

シャンベルタンと同じ「ピノノワール」から造られたワイン。

でも育った環境が違うため、驚くほど軽やかでチャーミング。

朝からも飲めますが、なんとなく色の付いた酒は午後からの雰囲気。

この魅惑的なワインは「目を開けたまま夢を見せてくれます」。

とても酔い心地も良く、飲むのに専念できて仕事になりません。

1位はNV モエ エ シャンドン。

ラベルから推定すると、’71~73年ごろ製造されたようで、

ぶどう樹齢も現在とは違い、更に収穫量も少なく凝縮した原料を

ふんだんに使えた「良き時代の雰囲気」があります。

円やかなコーヒー(モカ)やショコラの甘い香りに魅了され、

朝から飲みながら仕事が進みそう。とても危険なワインです。

休みが続く「お正月」に超お勧めです。

偶然このサイトで売っているようです。http://www.uogin.com/shop1.php?n=79

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2014年12月26日(金)

 

先日飲んだワインはただのACブルゴーニュ(写真左の物)。

しかし、天候に恵まれた’83、そして優れた作り手によって造られたため、

驚くような味わいに仕上がっていました。

香りは熟成のピークでシェリーやマディラを思わせる熟成香たっぷり。

味はまろやかで伸びがあり、優しいのど越しはピノ特有の包容力を

感じさせてくれました。

並酒が特級に近い味に仕上がった典型です。

メイン料理のフランス鴨ローストフランボワーズ風味と最高のマリアージュ、

付け合わせの「ひょうたんかぼちゃ」も丸ごとロースト45分。

旨みを閉じ込める作戦が成功し「しっとり、こってり、まろやか」に仕上がり、

次に続く、「本まぐろ赤身ヅケ」の握りとも好相性で、ワインも本まぐろも

存分に楽しめました。

「ワインと料理の色を合わせる」と美味しい結果が生まれますね。

ラベルの下に小さく英語で、スウェーデン国王ルドルフ6世への献上ワインと

書いてあり、びっくりして酔いが覚めてしまいました。

この後に右のジゴンダスを開けたのですが、5歳年上にも拘わらず、

固さが取れず、あと10年以上熟成が必要な味わいでした。

ピノノワールと一緒に飲まなければ結構楽しめたかもしれません。

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