これは最高のキュヴェ(一番搾り)だけで造られた
シャンパーニュ1959年。
名前はIrroy(イロワ)と読みます。
あのLeroy(ルロワ)と同じ読み方。
ほとんど知られていませんが、大変由緒があり
、歴史は17世紀まで遡ります。
近くにあるアヴネ修道院と共にこの地では有名で、
屋敷はイロワ城と呼ばれていました。
1786年、このお城にマリーアントワネットが滞在し、
それを記念してこのシャンパーニュが造られました。
(もちろん造られたのはずっと後から)
1950年代にボランジェのセカンドハウスになってからも
銘酒を作り続けてきましたが、
残念ながら日本では知名度が低く、
国内に同じ在庫がほとんどありません。
日本では新しく、ヴィンテージのない
(ノンミレジメ)シャンパーニュが主流で
諸外国からは、味が分からないと馬鹿にされています。(残念!)
やはりシャンパーニュの醍醐味は、
ヴィンテージ(ミレジメ)のなかにあり、
泡が弱くなりながらも熟成が進んで、
深くなった味わいと長い余韻にあります。
それはどんな料理とも合い、特にお寿司との相性は抜群です。
これをきっかけに
ヴィンテージシャンパーニュを飲んでみませんか?