今回は人数が増えたので珍しいものを1本追加しました。
高くて有名なものほど手に入れやすく、
右から2番目のようなものは見つけづらく、
ラベルこそ草臥れていても液面の高さ、
色合い含めたコンデイションの良いものは稀。
その珍しいものは他のものよりも格下でも、
味は繊細なシャンボルミュジニの様で、
この選択でよかったようだ。
次の’85ヴォルネは蔵出しで鮮度抜群、
いつものように前日抜栓、
6時間前のダブルデカンタージュでも
まだ起きてくれなかった。
この2番目で「美味い!」の声が聞ける予定が、
残念だったが’76から本番開始。
いつもの我が家のワイン会の味わいが出て、
一同このあたりから和み始め、
’72ポマールエプノの美味しさで顔を見合わせる。
もう1本の’72ヴォルネは力強く、
素晴らしい表現力で一番人気だった。
トリの’66は味わいは良いが、
マデイラ香が出て皆これが気になって、
肝心の味わいに気が回らなかったようだ。
そしてオードブルを食べながらのマリアージュ。
![](https://uogin.com/blog_uogin/wordpress/wp-content/uploads/2023/03/march-event2-740x416.png)
左上から 人参ローストほたてリエットのせ、あさりキャベツ、ツナリエット
ごぼうとまぐろハム胡麻和え、トマトマリネ、いちご牛たん
今回はいちご牛たんのソースをロゼワインで仕上げてみたところ、
「美味しい!」と評価を頂きました。
また人参はオーブンで1時間丸焼きにしたので、
驚くほど甘みが出て、
あさりキャベツの甘みと重なり、
どのワインとも楽しめたようです。
![](https://uogin.com/blog_uogin/wordpress/wp-content/uploads/2023/03/march-event3-740x416.png)
寿司は左から インドまぐろヅケ、かんぱち、甘えび、あいなめ、かつおヅケ
日本に住んでいるとジビエよりも
鉄分の多いまぐろやかつおに馴染みがあり、
こちらの方が楽しめる人も多いはず。
![](https://uogin.com/blog_uogin/wordpress/wp-content/uploads/2023/03/march-event4-416x740.png)
メインの鴨のローストフランボワーズソース、ポテトピュレ
鴨を一晩ワインとフランボワーズにマリネしているので、
とても好評で寿司とのマリアージュよりも
正統派?と感じられたかもしれません。
次回はシャンパーニュのド カステラーヌ尽くしを
5月に予定しています。