2021年3月29日(月)

今回は久しぶりに若いワインを、グラス違い、

 

注ぎ方違いで比較することにした。

 

実はこの違いはプロでも素通りする一番の盲点。

 

先ず¥300と¥20000のグラスに同じように注いだものと、

 

ポワラー くるりと丸めてボトルの口に差し込むだけ! (globalwine.co.jp)

 

を付けて注いだものを比較する。

 

¥300のグラスに勢いよく泡物を注ぐと、

 

元気な泡と共に味と香りが抜けてしまう。

 

レギュラーメンバーの方々も毎回再発見だと思うが、

 

結論は、泡物はポワラーなどを付けて然るべきグラスに、

 

泡が立たないように静かに注ぐ事。

 

そうしないと、1本10万円のクリュグでも

 

只のサイダーのようになってしまう。

 

然るべきグラスが必ず¥20000という訳ではないが、

 

¥300のグラスで67回飲んでも

 

¥20000の味と香りに遠く及ばない。

 

普通は習い事をする時に道具を揃えるが、

 

ワインに関してはグラスの重要性を説くのは

 

あまり聞かない。

 

でも一番大事なことなので、

 

ワインを嗜むのにも然るべきグラスを揃えることを勧める。

 

若いプロセッコの次は90年代のシャンパーニュ。

 

残念ながらこのシャンパーニュはマデイラのようになっていたが、

 

ブルゴーニュグラスhttps://www.uogin.com/shop02.php?item=154に

 

注ぐと生き返ってくれた。

 

最後は今年39歳のピュリニーモンラシェ。

 

このワインは3つ星レストランや豪華客船向けの

 

特別なもので、退屈と思われているピュリニーでも

 

飽きさせない。

 

これもブルゴーニュグラスに注ぐと、

 

真鯛ワイン焼オレンジ風味と最高のマリアージュを

 

楽しめた。

 

 

 

 

 

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2021年2月20日(土)

ピカソのワインには重要な意味合いがある。

 

というのもこの年に念願叶って1級になれたからである。

 

今の人たちは知らないと思うがムートンはずっと2級で、

 

1959年からの1級への格上げ申請書類が68kgにもなっていた。

 

それがやっと1級に昇格し、その記念もあって1959年に

 

書かれたピカソのバッカナル(酒の神の宴)をラベルに選んだ。

 

今回はこのワインを中心に脇役達を同じムートンの子会社の

 

ムートンカデのラインナップから揃えた。

 

予算を考えなければ全てムートンで揃えることは容易い。

 

それは転売商品として沢山流通しているから。でも、

 

今回のミーズドラバロニー等は探すのが大変だった。

 

その脇役達は当日6時間前チェックでは全て同じ香りで、

 

ムートンとの違いが分からない。

 

そして味を見て初めてそれぞれの個性が分かる。

 

それぞれの畑は離れていて格付もムートンより劣るのに、

 

そう、人と同じで生まれより育ちなのである。そして、

 

立派になった39歳らが48歳をちゃんと敬っている。

 

ちょっと勉強した人たちは「1973は外れ年なんだ」と言うが、

 

それが知識だけを学び、経験のない人のセリフだと言うことが

 

飲んでみて初めて分かる「ムートンに外れがない」と言うことを。

 

 

 

 

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