突然面識のない人から「あなたは75点、隣の人は98点」と
言われたら驚いてしまう。
しかし基準はどうであれ、物事をはい、
いいえで言う人たちにはこれが嬉しいらしい。
はっきり言わないまでも誰もが良いと認めている物に
分かりやすい点数を付ける、
それは画期的なことだろうが本人の承諾を得ずに
付けてしまったことは問題で、
これは有名な話だが点数を付けた人は犬をけしかけられたらしい。
写真の左端の物など「ぜひとも点数を付けてください」と
お願いしたらきっと、
「マイナス30点」と言われるかもしれない。
なぜなら、力強いタンニンが無く
色も味も薄く、そしてアルコール度数が低い(12%)。
しなやかでのど越しが良く、
チャーミングな味わいでいくらでも飲めてしまう、
そしてまだとても若々しい、
そんな美味しさは絶対評価されないだろう。
まして外れと言われている1952年製。
今から64年前のロゼ(キャップシールがピンクでロゼの印)
を含め色々飲んだが、
このしなやかでチャーミングなものが一番皆の心を響かせたのを
知っているのは当夜の参加者以外誰もいない。
これの妹分1957年(マグナム)を3月26日に開けることにした。
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