2014年10月21日(火)

気にしないようにしていても、なんとなく自分の誕生日って気になりますよね。

そんな時「自分の生まれ年のワインを飲めたらいいな」って思いませんか?

 

 

この写真のようなワインなら、気軽な値段で友達や家族でワイワイ飲れそうです。

左から、’67シャトーヌフドパープ、’74リオハ、’85メルキュレ、

’85シャンボルミュジニー(これなんかラッパ飲みしたいくらい旨い)。

でもここぞとばかりに奮発して、

「あまりの美味しさに仰け反ってみたい」人はこれ!

 

 

中身は見えませんが、感動のグランヴァンも偶然揃っていました。

マグナムの’79ラトゥール、’75オーゾンヌ、’82クレールミロン、そして

’89ボーカイユ。

どれもまだ早いのですが、しいて言えば’82のクレールミロンが飲み頃のようです。

そして「あまりの美味しさに仰け反って」さらに「顎が外れる」のが、

今が旬の「嫁に食わすな」とよく言われる「秋さば」。

 

 

「炙りしめさば」にしてバルサミコ醤油で食べると、

赤ワインと驚くほどのマリアージュを楽しめます。

この「さば」1匹で10-15人は食べられてしまいます。

もちろん定番の味噌煮にしても最高ですね。

我が家では「仙台味噌に昆布を入れて熟成させること10年」の

特製味噌で味付けた「さばの味噌焼」が一番人気です。

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2014年10月20日(月)

秋は一雨ごとに気温が下がり、楽しいはずの週末も気持ちが沈みがちになりますね。

そんな時は気分が高まるビデオやゲームで過ごす方も多いと思います。

またゆっくりお風呂でリラックスするのも良いのですが、

私のお勧めは、レストランの語源になった「スープ」で、

これが心も体も温めてくれ、変な考えはどこかに消えてしまいます。

20年くらい前から「ほっこり」した優しい味のスープが増えてきたようです。

かぼちゃ、栗、さつまいも、とうもろこし、パプリカ等、さらに

根菜類にこれらを組み合わせたものも出てきました。

そして、もっと優しくいい気分にしてくれるのがこれです。

 

 

選ばせると絶対に選ばれず、飲んだら誰もが震えるような声で、

「美味しい!」と必ず言うワイン達、デザートワインです。

右端の物は有名なロゼシャンパーニュ「クリュグ」80年代のもので、

熟成によってまろやかになり、カラメルの甘さが口に残ります。

次は1988年のリューセックの辛口ですが、優しい甘さが

喉を潤し、余韻はすっきり。

1971年のリースリングはアルコール度数も弱めで、ふんわり

滑らかな甘みがスープの甘みとマリアージュ。

1955年シャトーディケム、これはデザートワインの王様ですが、

このレベルになると合わない料理を探すのがたいへんなくらい、

何でも美味しく合わせてくれます。

1959年ヴヴレ、これもトップクラスでほとんどの料理に合います。

甘口のデザートワインは秋の夜長を幸せにしてくれます。

たとえ冷たい雨が降っていても。

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2014年10月16日(木)

子供のころはとても近づけないほど怖い存在でしたが、

一緒に働いたこの30年は毎日が戦い(親子喧嘩)で明け暮れていました。

晩年は戦う体力もなくなり「うまくやるしかないよ」と言って終わり。

90近くなっても毎日が初めての一日で「二十歳を4回繰り返しているんじゃないよ」

とも言っていたのが今でも新鮮で、山が動いても動じず、横綱相撲のような接客を

見ていると同じ年だったこのワインを思い出しました。

 

 

もちろん若々しさはありませんが、所謂「古臭い味」ではありません。

きっと長く厳しい年月を経てきたであろうに、そんなことは感じさせず、

驚くほどまろやかで、のどを通るときに遮るものは何もない

柔らかさに包まれた味です。

「こんな味わいには自分はなれないだろうな」と思いました。

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