40年以上前のワインを飲むには、
ワインを買ってきて、コルクを抜いて、グラスに注ぐ。
これだけだと思っている人が大半だと思いますが、
この間にすることが沢山あります。
ここでは詳しく言いませんが、
既に良い状態のワインを手に入れている前提で
話します。
1)適切なグラスを揃える
我が家ではロブマイヤーバレリーナシリーズを
勧めています。
なぜならば、これよりも高価で
装飾性が高いバカラ等ありますが、
美味しく飲むということに着目すると、
(世の全てを試したわけではありませんが)
色々試した結果がロブマイヤーグラスになりました。
1990年代からはザルトのグラスが良いようです。
2)コルクを抜くのは24時間前。
モンラシェなどミネラル多い系は5日~7日前。
赤よりも白のシャルドネの方が開くのに
時間がかかります。
何故かと言えば、
「ワインが酸欠」だからです。
保存時に酸素は避けるべきですが、
飲むときは酸素がないと、
いつまでも眠ったままで、
起きてくれません。
飲む直前に開けたり、
何度もデカンタージュすると、
ワインも寝起きが悪く
味が荒れて美味しく飲めません。
くれぐれも先に替え栓を準備して、
(多分コルクが折れて砕けるので)
コルクを抜いたら速やかに替え栓をして、
18~20時間待って、
それでも開かない時にデカンタージュをします。
(シャンパーニュはしません)
そうすれば24時間目に美味しく飲めます。
3)ワインの温度を計って調整する
このような温度計を着けると、
体感と実際の温度の違いが分かります。
赤は22度、白は12度前後が良いと思います。
夏場は温度調整がわりに楽で、
冬場は22度まで上げるのが大変なので、
ホッカイロを貼ると良いようです。
このように飲み頃になったワインを試したい方は
魚銀ワイン会に参加されるのをお勧めします。
また質問があればHP問い合わせから、
あるいはインスタグラムのメッセージから
お尋ねください。