2016年9月3日(土)
馬子にも衣裳ではないのだが 大事なグラスの話

 

飲み残しのカヴァをグラスに注いでみた。

 

結構、泡と共に味と香りも飛んでしまい、

 

気の抜けたラムネになった。

 

 

こちらのグラスに同じように注いでみると、

 

泡立ちが少なく味も香りも驚くほど

 

残り、某デスカウント店で¥829円で買ったとは

 

思えない美味さを味わえる。

 

皆が知識としては知っていても、

 

実際に見比べた事のない泡の変化が、

 

グラスの性能の違いを表しているので、

 

味の違いも察しがつくと思う。

 

最初のグラスの値段は¥800で、

 

次のグラスが¥15000。しかし、

 

このグラスで出されたら、1杯¥1500でも文句は出ない味になる。

 

¥800のグラスで19回飲んでも

 

¥15000のグラスの味には絶対ならない。

 

つまらないワインを高いグラスで飲むのを勧めているのではなく、

 

そのワインの性能を

 

十分引き出してから、美味い不味いを判断しても遅くはないだろう。

 

きちんと理論を勉強し道具を揃えれば、

 

どの道も上達が早く、美味しい楽しみに

 

早く出会えると思う。

 

 

もしワインのレベルが高く、このように熟成が効いたものになると、

 

 

あまりの旨さに「朝まで飲みたい!ということになるはずだ。

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