2016年3月7日(月)
点数の功罪

突然面識のない人から「あなたは75点、隣の人は98点」と

 

言われたら驚いてしまう。

 

しかし基準はどうであれ、物事をはい、

 

いいえで言う人たちにはこれが嬉しいらしい。

 

はっきり言わないまでも誰もが良いと認めている物に

 

分かりやすい点数を付ける、

 

それは画期的なことだろうが本人の承諾を得ずに

 

付けてしまったことは問題で、

 

これは有名な話だが点数を付けた人は犬をけしかけられたらしい。

 

写真の左端の物など「ぜひとも点数を付けてください」と

 

お願いしたらきっと、

 

「マイナス30点」と言われるかもしれない。

 

なぜなら、力強いタンニンが無く

 

色も味も薄く、そしてアルコール度数が低い(12%)。

 

しなやかでのど越しが良く、

 

チャーミングな味わいでいくらでも飲めてしまう、

 

そしてまだとても若々しい、

 

そんな美味しさは絶対評価されないだろう。

 

まして外れと言われている1952年製。

 

今から64年前のロゼ(キャップシールがピンクでロゼの印)

 

を含め色々飲んだが、

 

このしなやかでチャーミングなものが一番皆の心を響かせたのを

 

知っているのは当夜の参加者以外誰もいない。

 

これの妹分1957年(マグナム)を3月26日に開けることにした。

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